体力に自信のある方でも、その日の体調と心の在り方で思わぬ怪我に見舞われることがあります。『今回を逃したら次はない』、『せっかく屋久島にきたのだから』と無理をして自分一人の責任では済まされないことが起こることもあります。心身ともにゆとりを持って屋久島の旅を楽しみましょう。
屋久島の自然は人を寄せ付けない厳しい表情を見せることもあります。
自然が相手なので思い通りに行かないこともあります。
そんな屋久島を楽しめるかはあなた次第です。
①自分にあったコース選びをすること。(同行者と事前にご確認ください)
②必要装備と服装の用意と確認。(体力と気持ちを補ってくれます)
③屋久島の自然は何処を見ても感動的です。無理をしないことが大切です。
つまづく、足が上がらない、膝がわらう、足がつる、ふらついてバランスがとれないなどの疲労による転倒や怪我が起こることがあります。余裕を持って屋久島の自然を歩くために日常的に行える運動がおすすめです。
※屋久島で使用する予定の靴やトレッキングシューズを履くといいです。
①散歩
②階段上り、下り
③手軽に行けるハイキングコースなど身近な自然を歩く
早寝、早起きを心がけて体を慣らしてください。登山やトレッキングなどに行く前日は、緊張や朝起きられるか心配で眠れない方が多いようです。目覚まし時計で起きられる癖をつけておきましょう。慣れてくると自然とその時間に目が覚めるようになります。
晴れていても木道の両端は滑ります。日頃、登山者が歩いている木の根でも滑ることがあるので足首まで保護して捻挫予防してくれるトレッキングシューズがおすすめです。屋久島は花崗岩の塊で江戸時代からの登山道は浸食で風化した花崗岩歩くことになります。花崗岩はゴツゴツしていますので比較的滑りにくいです。でも多くの登山者が踏みつけて土が泥状になっている場所を歩く場合は靴裏についた泥と花崗岩の上についた泥で滑りやすいので注意が必要です。
①一定のペースで歩く
②段差を低く、歩幅を小さく
③足音を立てないように意識して優しく歩く
④高い段差は体を横向きにして着地
⑤段差を飛び下りない(足首、膝だけでなく体全体に負担がかかる)
⑥準備運動を休憩ごとに行う(車に乗る前に整理体操も)
事前の運動で無理をして怪我をしないように気を付けてください。
過去に足首、膝、股関節、腰などの痛みや怪我を経験されている方は下半身をサポートしてくれるスポーツタイツを履かれると屋久島旅行をより安心して楽しむことができると思います。